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労務相談Q&A 賃金・賞与


昨年までは年2回の賞与を支給しましたが、今年は支給無しにできるのでしょうか?

就業規則や労働協約で具体的に支給の定めがなければ可能です。

【解説】
 賞与は、月例賃金以外に支給されるもので、会社への貢献に対する褒賞的性質、収益配分的性質があります。ですから、支払いの額につていは、会社の裁量が認められます。
 賞与の請求権については、やはり労働契約を根拠としますが、労働契約時にその支給内容を明示する会社は多くありません。就業規則等に「会社の業務成績に応じて支給する」旨の規定を設けているのが通例です。つまり、金額が確定しませんから、債権を特定することができず、具体的請求権が発生しないことになります。
 判例においても、「定期賞与及び臨時給与は、支給の都度細部を決めて支給する」という規定だけでは具体的請求権は発生しないという判断が見られます。また、前年に支給されていることを理由に既得権を主張できるようにも考えられるかもしれませんが、冒頭の賞与の性質からしても、実態にそぐわないと思われます。
 一方、就業規則や労働契約書などで、「会社は、毎年6月と12月に、基本給の月額の3ヶ月相当の額を賞与として支給する」といった旨の規定設けている場合には、支払い期日と金額が明確ですから、具体的請求権が認められますので、支給しないということは困難です。
 


 

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